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James Taylor: Vocal, Acoustic Guitar, Electric Guitar (7)
Michael Landou: Electric Guitar
Kevin Hays : Piano, Keyboards, Back Vocal (18)
Jimmy Johnson : Bass
Chad Wackerman : Drums
Michito Sanchez : Percussion
Walt Fowler : Trumpet, Frugelhorn, Keyboards
Lou Marini Jr. : Soprano Sax, Alto Sax, Tenor Sax, Flute
Dorian Holley, Kate Markowitz: Back Vocal
Andrea Zonn : Back Vocal, Violin
Henry Taylor: Back Vocal, Vocal (16, 18), Electric Guitar (18)
1. Whenever You're Ready
2. Rainy Day Man
3. T- Bone
4. Don't Let Me Be Lonely Tonight
5. Mexico
6. Shower The People
7. Steamroller
8. Line 'Em Up
9. Copperline [Reynokds Price, James Taylor]
10. You've Got A Friend [Carole King]
11. Up On The Roof [Carole King]
12. Sweet Baby James
13. Carolina In My Mind
14. Fire And Rain
15. Your Smiling Face
Encore
16. Shed A Little Light
17. How Sweet It Is (To Be Loved By You) [Holland, Dozier, Holland]
18. You Can Close Your Eyes
収録: Montreux Jazz Festival, Auditorium Stravinski, Montreux, Switzerland
July 18, 2026
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まずは各曲の初出から。
James Taylor 1968 A1: 2, 13
Sweet Baby James 1970 A2: 7, 12, 14
Mud Slide Slim And The Blue Horizon 1971 A3: 10, 18
One Man Dog 1972 A4: 4
Gorilla 1975 A7: 5, 17
In The Pocket 1976 A8: 6
JT 1977 A9: 15
Flag 1979 A10: 11
Never Die Young 1988 A13: 3
New Moon Shine 1991 A14: 9, 16
Hourglass 1997 A16: 8
October Road 2002 A17: 1
モントルー・ジャズ・フィスティバルは、レマン湖畔にある町で1967年から始まった音楽フェスティバル。当初はジャズオンリーで、私にとってはシヨン城を写したジャケット・デザインが有名なビル・エヴァンス・トリオのライブ・アルバム(1968年)で思い出深い存在だ。1970年代からブルース、ロックなど幅広い音楽を扱うようになり、毎年7月2週間にわたって開催される世界最大級の音楽イベントになった。
JTは過去4回出演(うち1988年と1999年の映像・音源を視聴できた)しており、今回が5回目。本コンサートはヴァン・モリソンとのダブル・ビルだった。2026年のツアーは4月下旬のカリフォルニア州から始まり、5月初旬のラスヴェガスでいったん休憩。6月中旬の東海岸から再開し、7月3日と4日の恒例の地元タングルウッドの後は、を渡ってアイルランド、イギリスと続き、当地モントルーとなる。その後は9月初めまでオランダ、イギリス、ウィーンを回る。そして米国東部、中部、南部を訪れて9月末で最後というスケジュール。
本コンサートの模様は直後の2日間のみYouTubeに公開された。撮影・音質ともに文句無しのプロショットでノーカットだったが、随所にCMが挿入されたのが残念。しかも後半になると、曲の途中でもお構いなしに中断してCMを入れる場面が何回もあり、雰囲気と音楽への集中を削ぐ腹立だしいものだった。無料で観れるので、CMが入るのはしようがないにしても、曲の最中に入れるなんて、設定をした人は音楽への愛情を持っているのだろうか?と思いたくなる。
バックバンドは大半が常連で、ジャズ演奏家として知名度のあるケヴィン・ヘイズ(キーボード)、チャド・ワッカーマン(ドラムス)、およびキューバ系アメリカ人のマチト・サンチェス(パーカッション)が、ラリー・ゴールディングス、スティーヴ・ガッド、ルイス・コンティと交替で参加する人達といったところ。
最初JTがオーディエンスに対しフランス語で語りかけるが、「自分のフランス語よりも皆さんの英語のほうが上手だし、歌詞も全部英語なので、これから先は英語で続けようと思います」という意味。1.「Whenever
You're Ready」、3.「T- Bone」は依存症からの回復の歌、一方2.「Rainy Day Man」は「薬物依存から抜け出すなんて考えもしなかった頃に書いたもので、売人へのラブレターのようなもの」と紹介される。4.「Don't
Let Me Be Lonely Tonight」を聴いていると、78歳のJTは声が枯れていて、昔のベルベットのような歌声でなく、高い音も出しにくくなっている。それを味わいの深さでカバーしている感じ。
5.「Mexico」、6.「Shower The People」と続き、ミチトのパーカッション、ドリアンのソロボーカルが各頑張る。7.「Steamroller」はドラムスとピアノがいつもと異なるため、かなり雰囲気が異なる演奏になっている。大統領を辞任したニクソンがホワイトハウスを去る際、カッコ悪い歩き方を見られたくないために、職員を道に並ばせて握手しながら進み、ヘリコプターに乗ったというエピソードを基に書いたという
8.「Line 'Em Up」、彼が育たノースカロライナ州についての歌という 9.「Copperline」。10.「You've Got A
Friend」の紹介で、JTは「私達は皆キングではない。キャロルだけ例外」と言っているが、これは王様っぽく振舞うトランプ大統領に対する皮肉だろう(「No
King」は反トランプ運動のスローガンでもある)。最近のJTは政治的な内容の発言を控えているようであるが、これは数少ないケースと言えよう。
12.「Sweet Baby James」の前に、アンドレアによるアイリッシュ・フィドル・テューンのイントロが入る。お馴染みの曲が続き、アンコールの
16.「Shed A Little Light」では、従来JTが歌っていたソロ・パートをヘンリーが担当している。17.「How Sweet It
Is (To Be Loved By You)」の後で、JTとシンガー、バンドが一列に並んで挨拶、もう1曲ということで、18.「You Can
Close Your Eyes」を最後に歌う。ヘンリーがエレキギターを弾きながらハーモニー・ボーカルを付け、途中からコーラス隊が加わるが、ドリアンと肩を組みながら歌っているのは、キーボード奏者のケヴィンだ。
なお上記とは別に、10, 13, 14, 16, 17(一部のみ), 18につき、オーディエンス・ショットによる映像も観ることができた。
2日間のみの公開で、しかもCM入りまくりという問題もあったが、2026年のツアーをノーカットで観れたということで、よしとしよう。
[2026年7月作成]
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